この記事の目次
「貯金がほとんどない・・」
「え、同期はすでに500万円貯めてるって本当かよ!」
「なんでこんなにお金が足りないんだろう?」
毎日、普通の暮らしをしているのに、お金ってなかなか貯まらないものですよね。
特に30代にもなると、部下も増えお酒の付き合いも多くなる年齢です。
また、家庭では子どもの教育費や住宅ローンなど、お小遣いも減っていく頃かもしれませんね。
しかしバリバリ働く独身男性であっても、実はその多くが「30代なのに貯金ゼロ」というのは意外と多いものです。
実は僕もその1人で、30代前半までは銀行預金の総額300円・・という月もありました。
ですが結婚を期に「これはダメだわ・・」と思い立ち、約5年間必死でお金について勉強し、3年間でなんと100万円を貯金することに成功。
だから、あなたもまだ間に合います!
今回は誰でも簡単に真似できる、3年間で100万円貯める超具体的な方法を書いてみました。
ぜひ、最後までお付き合い下さい。
この記事を書いた人:むしゃのこうじ たろう(当ブログ編集長) @lifejourneytaroさんをフォロー
ブラック企業 → リゾバ → 転職 → 副業を経て現在は個人事業主として独立し、当ブログでは20代から30代前半にかけてお金で悩んだ自分自身の体験をベースに記事を書いています。
まずは毎日・毎月の支出を整理してみよう
お金というものは、使ってないと思っても意外と多く使っているものです。
特に30代男性は自炊もせず、毎日外食ばかりなら当然お金はものすごいスピードで減っていきますね。
「自分の使った分ぐらい知ってるし・・」
と思うかもしれませんが、銀行残高300円だった僕も以前はそう思っていました。
いや、思い込もうとしていたのです。
ですが現実は、僕が思っていたほど決して甘くはありませんでしたね(銀行残高300円の時に気付くべきでした・・)。
何にいくら使っているかを知ることが最も大切なこと

僕の場合は当時独身で一人暮らしでしたから、家賃・光熱費などの決まった支出(固定費)はどうすることも出来ませんでした。
しかし、毎日の食費代・お酒代・たばこ代など、自分に裁量のある支出(変動費)なら、自分次第で多くも少なくもすることが出来ますね。
先ずはこの2つの費用を洗い出し、特に自分の裁量で使うお金を決めることが出来る「変動費」を見直しましょう。
変動費の例、特に30代独身男性が多い支出は以下の4つです。
◯たばこ代
30代前半の僕も、たばこはよく吸っていました。
しかし、よく計算してみると1箱450円前後で毎日1箱吸うなら1ヶ月で13,500円もの出費になりますね(今は喫煙に成功!)。
1年間だと?:13,500円(1ヶ月)× 1年間(12ヶ月)= 162,000円
「止められたら苦労しない・・」
直ぐ辞めるのは当然難しいかもしれませんが、健康にもお財布にとっても悪影響ですから、出来るだけ吸わないことをおすすめします。
◯食費代(コンビニ弁当)
独身男性のほとんどが、朝・昼・夜と食事は3食すべてコンビニ弁当かもしれません。
1日3食で1,200円前後はコンビニに食費代として支払っていると仮定すると、1ヶ月で36,000円にもなりますね。
1年間だと?:36,000円(1ヶ月)× 1年間(12ヶ月)= 432,000円
約40万円以上もコンビニに支払っているのですから、例えば夕食はスーパーのお惣菜で済ませるなど、可能な限り節約をした方が懸命ですね。
また、お休みの日は出来るだけ自炊するというもの1つの方法です。
◯飲み物代(自動販売機)

この飲み物代が曲者で、例えば自動販売機で買う缶ジュース・缶コーヒーを含めると意外と出費はデカいです。
特に夏場は暑いですから1日2本買う場合もありますね。
1年間だと?:130円(1本)× 20回(1ヶ月) × 1年間(12ヶ月)= 31,200円
少なめに1ヶ月20本しか購入しないとしても、1年で31,200円にものぼりますね。
もちろん、この数字にはビール・お酒代は含まれていませんから、出来るだけスーパーの安売りを狙うなど、方法を考える必要がありそうです。
◯外食代(レストラン・居酒屋)
居酒屋やレストランなど、外で食べる食費代(いわゆる外食代)が1度に支払う最も大きな出費かもしれません。
では実際に数字で見てみると、サラリーマンの1回あたりの平均飲み会代は約5,000円と言われています。
これを毎週1回、月4回行うと既に20,000円ですね。
1年間だと?:20,000(1ヶ月)× 1年間(12ヶ月)= 240,000円
管理職になると部下と飲みに行く時間も増えるかもしれませんが、部下も意外と喜んでいなかったりしますよ。
それよりもすぐに自宅に帰って、もっと生産的な活動にお金も時間も使いましょう。
意外とお金を使っている事実を知ることが貯金の第一歩
さて、ここまで「たばこ代」「食費代」「飲み物代」「外食代」という、4つの自分の裁量で決められる支出(変動費)について見てきました。
これら1ヶ月間の支出を合計すると、
13,500円(たばこ代)+ 36,000円(食費代)+ 2,600円(飲み物代)+ 20,000円(外食代)= 72,100円
家賃や光熱費などの固定費をのぞいて、実に約7万円も自分の裁量次第で決められる変動費に支払っていることになります。
「思っていたほど多いんだな・・」
その通りです!
毎日少しだけのつもりで使ったお金は、1ヶ月・1年単位で大きく膨らんでいくものなんですよね。
しかし、自分がどれだけ支出しているのかが分かってしまえば、もう貯金できたも同然ですからご安心下さい。
それでは超具体的な、「貯金方法」をご紹介していきます。
30代男性が3年間で100万円貯金した超具体的な方法
ここからは30代前半だった7年前の僕が、3年間で100万円を貯めた超具体的な貯金方法をご紹介しますね。
3年間で100万円なら少ないように感じますが、1ヶ月で計算すると毎月3万円と割りと高額です。
1年で100万円貯めるとすると?
毎月3万円 × 12ヶ月 × 3年 = 108万円
「月々3万円はかなり多いな・・」
「1ヶ月3万円くらいなら、意外と楽勝かも」
と、どちらか2通りの反応がありそうですが、1つだけ既に決定していることがあります。
それは「あなたはなら3年間で100万円貯められる!」という事実!
僕は30代の前半まで手取り21万円で、月々20万以上を使ってしまう無計画な男でした。
しかし、そんな僕でもかなり苦労はしましたが、3年間で100万円貯めることが出来たんですよね。
だから安心して下さい。
僕よりも計画的なあなたなら、必ず100万円貯金することが出来ます。
ワクワクする100万円の使い道を考える

目標がないと人は動けません。
100万円の貯金も同じで、3年間で貯める理由(ワクワクする使い道)をまずは明確にして下さい。
例えば、
- ニューヨークに行きたい!
- 夢のマイホームの頭金のため!
- 彼女を作りたいから!
など理由は何でも構いません。
ただし、その夢が自分にとって本当にワクワクするものであることが望ましいですね。
月々3万円の貯金というとかなりデカいですから、中途半端な夢(使い道)だとすぐに挫折してしまいます。
ちなみに僕は、ちょうど付き合い始めたばかりの彼女(今の嫁)と、2人で100万円ずつ貯めて、素敵な結婚式をすることが夢でした。
当然3年後にその夢は、問題なく達成しています。
3万円を給料日に必ず別の口座へ移してしまう
貯金をするのに最も効果的な方法は、給料日に目標金額を別の口座へ移動させてしまうことです。
例えば、月々3万円を貯めたいのであれば、3万円を最初から貯金に回してしまうのですね。
するとそのお金は最初から無かったものとカウントしますので、残りの給料で1ヶ月をやりくりすることいなります。
「3万円も減ったら生活できない!」
と思うかもしれませんが自分の裁量で決められる支出(変動費)を抑えれれば、3万円の支出など大したことはありません。
それでも難しいという方は、「トラノコ」という自動でお釣り貯金(投資)が出来るサービスを活用してみて下さい。
もう一度、思い出してみて下さい。
3年後に貯まった100万円の使い道は、あなたにとってどれだけワクワクするものだったでしょうか?
塵も積もれば山となるです。
コンビニ・自動販売機を避ける
上でも書きましたが独身男性のコンビニで使う食費代や、自動販売機で買う飲み物代は意外と大きな出費になります。
例えば前日にスーパーで買いだめしておくなど、できる限り節約して下さい。
ただし、毎日節約した生活をすると心にもゆとりがなくなりますので、自分の裁量でたまにムダを楽しむことも大切ですね。
僕は残業日はコンビニや自動販売機で済ませ、それ以外はスーパーで買いだめしていました。
ムダな飲み会・外食には行かない

会社の同期や部下との飲み会・外食も、貯金をするうえで最大の敵になります。
あなたが30代の管理職なら、特に部下を飲みに誘ってあげるのも仕事のうちかもしれません。
しかし、部下は意外と喜んでいないものですよ。
彼らもプライベートが大切ですら、意外とあなたの誘いを良く思っていないものかもしれません。
そんな誰も得をしない飲み会・外食なら、今すぐ行かないと決めてしまいましょう。
3ヶ月や6ヶ月に1回くらいはプチ贅沢を忘れずに
「俺には貯金ムリかも・・」
と、ここまで読んで思ったかもしれません。
確かに節約・セツヤクで、相当大変だと既に体験済みの僕が保証します。
なので、上でも書いたようにムダを少しでも楽しめる「余白(または余裕)」を持っておくことも重要ですね。
ムダと言うと嫌いな方もいるかもしれませんが、つまり数ヶ月に1回くらいは息抜きにプチ贅沢をするということです。
少し高いレストランに行くも良し、1泊2日で温泉旅行に行くも良し。
もちろん、貯めたお金で風俗に行ったって良いわけです。
ただし必ず給料日から3万円を貯金に回し、余ったお金でやりくりすること。
これさえ出来れば、3年間で100万円は超現実的ですよ。
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